2000年度 第2回物理研究委員会(マイコン部会)報告


2000.6.7(水)金蘭会高等学校 午後2時30分より。

  1. 校内のLANのサーバ更新について(金蘭会 石井先生)
     1995年9月に導入したパソコン教室でサーバーとしてNECのPC9821Xa10C4、ネットワークOSとしてNetWare4.1を使っていたが、1,2ヶ月に一度はフリーズしていた。 パソコン教室の教師卓に収まるようにIBMのAptiva10Jを購入し、HDを22.5GBのものに換装してLinuxのサーバーにした。 LinuxはRedHat5.2である。 このLinuxは他の機種で試したときはLANボードの認識も自動でできたが、新しく購入したサーバー機のLANボードを自動的に認識することができなかった。 そこで、「Linuxのネットワークカード設定[虎の巻] 伊藤隆延著 エーアイ出版」を参考にしてLANチップから手動で設定して認識させた。 また、LinuxのDHCPサーバー機能ではうまくインターネットに接続させられなかったので、ルーター(ヤマハRTA50i)のDHCPサーバー機能を使っている。 また、共有ドライブのフォルダ名の表示で大文字と小文字の扱いがLinuxとWindowsで違うらしく、設定で混乱した。 Linuxについては「できるLinux サーバー構築編、サーバー活用編、インターネットサーバー編 (インプレスできるシリーズ)」などを参考にした。

  2. IP接続について(寝屋川 神川)
     NTTのIP接続を自宅で導入してみた。 NTTにWebで申し込み、電話で工事の日をきちんと打ち合わせれば、あとは工事時刻を過ぎた時にルーター等に記録した電話番号をNTTから指示されたIP接続専用の電話番号に変更し、プロバイダの指示どおりにログイン名にプロバイダを識別するコードを付け加えるだけで利用できる。 サービスの料金は月に4500円で、ルーターの無通信監視タイマーをoffにしておけば一度接続すると接続は切れない。 ただし、プロバイダのメンテナンスなどでプロバイダ側から接続を切られることがあり、一度接続を切られるとIPアドレスは変化する(通常のダイヤルアップと同様)ので、IPアドレスが固定される常時接続とは違う。 基本的に電話がつながらないことはないが、プロバイダ側の回線の状態でデータのやり取りが遅くなることがある。 契約しているプロバイダも5月の半ば頃は極端にデータのやり取りが遅かったが、その後の回線の増強で現在は少しましになっている。 教科情報の研修のためのWebや他の物理サークルのWebなどを見てみた。 研修のWebはストリーミングを利用したもので非常に遅かったが、他のサークルのWebはきちんと見ることができた。 内容も豊富になっていた。

  3. 部会の活動について(寝屋川 神川)
     まだアンケートが集まっていない。

  4. メンバーの研鑚発表
    • 大学のWebなどで紹介されているJavaのアプレットなど(四條畷 大塚先生)
       大学のWebで紹介されているJavaのアプレットを見てみた。 参考になる点もあるが、グラフの表示をするものがほとんどで、そのままでは高校では使いにくい。 アメリカのものもあるようだが、次回までに見ておいてほしい。
      http://physics.about.com/science/physics/?once=true&

  5. その他
     次回は7月5日(水)金蘭会高校にて

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