第1回 物理研究委員会 報告
司 会 鈴木 健一 氏(岸和田)
日時 1999.4.21(水)
会場 府立旭高等学校
- 研究委員の研鑽発表
- 宝多先生(長吉) 打ち上げ花火に落ちる雷
打ち上げ花火にに落雷するという話をきいて検証実験を行った。
バーナーを金網に挟んで誘導コイルで電圧をかけると、炎から近い金網がマイナスであるときに放電が起こった。 この場合の炎はプラスであると考えられる。
- 山田先生(市立) 手裏剣ゴマ(牛乳パックの紙を使ったこま)
蛍光燈(?)の下でこま(三角や四角の板をもつもの)を回すと、エッジ部が赤く色付いてみえる。ストロボではストップモーションになってしまう。 太陽光の散光ではあまり見えない。
- 檀上先生(四天王寺)
東急ハンズで凹面鏡をフレネルレンズ状にしたものを見つけた。 いろいろ面白いみえかたをする。 蓄光シート 夜光塗料の高性能なもので一晩保って大変明るい。 チョコレートは赤外線に対して透明であるようだが、赤外線を通すフィルターを使うと全体が明るくなるので、磨りガラスの様な状態であるようだ。
- マイコン,指導法,実験,教育課程部会・相対論教材作成小委員会活動報告
- マイコン部会(神川先生)
次回は5/12の予定 場所は未定
- 指導法部会(田中先生)
次回は5月の予定
- 平成11年度 全国理科教育大会の意見提示・研究発表
意見提示
第2分科会 探究の過程を重視した物理の指導 (筒井先生)
第8分科会 環境保全と理科教育 (明仁先生)
座長
第7分科会 コンピュータを利用した身近な現象の指導 (神川先生)
意見提示・研究発表も委員会で検討したいのでよろしく。
- 筒井先生(旭)の意見提示
3年の3学期にはまとめて実験をおこなっている。
道具を集めるところから始まって、テーマの設定や実験法まで各実験班でやらせる。 数回しかできないが、生徒たちには非常に印象深いようである。レポートも良いものがだいぶたまったので、発表をしたい。
- 標準テスト委員会より 鈴木 健一氏(岸和田)
例年通りスタートする予定。またお願いすることになるので、よろしく。
- 日本物理教育学会近畿支部より 大塚信之(四条畷)
- 講演会案内 高校生のための講演会と見学会がある。(4/30),(5/1)
- 物理教育学会の会費納入と振込について
- 物理教育学会総会 5/8 阪大豊中キャンパス
- 新理科検討委員会報告 筒井 和幸氏(旭)
新理科検討委員会からの報告
- 3月1日に最終案がでた。教育課程の編制に重点が移る。
- 理科総合についても研究をしていきたい。
- 幹事会報告 大塚 信之(四条畷)
- 原子炉実験研修会の案内(近畿大学)
出力1Wの教育用原子炉
- 物理研究委員会の平成10年度実績報告
- その他
- 今年度の予定について
- メンバーの異動について情報交換
- 総会と幹事会の日程とそれに関連した委員会の日程変更
幹事会の日程を見て調整する。
- 生徒対象の見学会(8月17〜19)の場所について
前回には阪大の工学部が候補に上がっていた。
企業等は府教委(センター)との連係事業があるので、見学や講師派遣も可能。
大学でも見学会等の案内がある。
- 研究集会の会場校募集
公開授業の募集(日常的な取り組みとして)
- 立命館大学からの教育懇談会の提案 (5/15 または 5/22)
インフォーマルな形でやりたいとのこと
参加者 神川(寝屋川) 鈴木(岸和田) 岡村(岸和田) 渡瀬(清友)
日程は22日の方が良い
- 研究委員会の各役員は去年と変更なし
- ホームページの係について
中身の問題もあるのではないか。 研究会活動の内容を委員会のメンバー以外にも公開するようにしていきたい。 あまり大げさに飾りつける必要はないのではないか。 テキストで資料があればそれでよいのではないか。 センターに新しくHPを開くと、全く新しくページを作らなければならないが、それに見あっただけのメリットがあるのか。中身の充実があるのなら手間をかける意味があるが、いまと同じものしかないのならやる意味がないのではないか。 積極的な意見もあるので、HPの講習会を開くことも考えて、体制を整えていく必要があるだろう。 今年度は体制作りをしながら、継続して検討していく。
- 委員会の在り方について
「今週どんな授業をした」等でもよいので、もっと皆が発言して、物理のにおいのする、生徒の姿が見えるようなものにしてほしい。
- 委員の自己紹介
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