ガリレオの斜面の実験 |
以下はガリレオの実験そのものかどうかはわかりませんが、ガリレオの著書の1部です。 長さ約12キュービット(1キュービットは0.6mぐらいなので、7mぐらい)幅1/2キュービット、厚さ3指幅の定規又は角材を持ってきます。 我々はこの実験を繰り返して、再度の観測の差が1脈拍の10分の1を超えないまでに精密なものにしました。 この実験を100回はたっぷり繰り返したのですが、かような実験において我々は常に、経過距離が時間の2乗に比例すること、また、それが板の、すなわち我々が球をころがした溝の傾斜が何にかかわらず真なることを見出したのであります。 我々はまた、板の種種なる傾斜に対する降下時間が相互に精密に我々が後に見るように、著者がそれらに対して豫示し、証明したところの比を保つことを観察したのであります。 新科学対話p.42、p.43より |
これはWWW利用の実験のため神川 定久 が作成したものです。 |
Copyright(c) 1998 S.Kamikawa last update 1998.4.29